タレントスクール(テアトルアカデミー)ってどんなところ?
テアトルアカデミーに聞いてみた
タレントスクールってどんなところかご存じですか?
幼稚園に入る前のママ離れの様子から、レッスンの内容、子どもの成長と身につくスキルについて、鈴木福さん・永瀬ゆずなさん・泉谷星奈さんなどドラマ・映画・舞台・声優・モデルをはじめ様々なメディアで活躍する有名タレントを輩出されているテアトルアカデミーさんにお話を伺いました。
レッスン風景の動画も用意いたしましたので、是非ご覧ください。
編集部スタッフ一同、マジでびっくりしちゃいましたから。。。
テアトルアカデミーって、どれくらいの規模で運営しているの?
テアトルアカデミースタッフ:規模を説明しますと以下のようになります。
- 全国11校
東京、札幌、仙台、大宮、柏、立川、横浜、名古屋、大阪、岡山、福岡 - 対象について
0歳から大人まで、マルチな活躍を目指す総合コースと、声優や音楽アーティスト、クリエイター、アナウンサーなどを目指す専門コースがあります。
実績を教えてください
1980年より40年以上の実績があり、多くの有名タレント、子役を輩出してきました。
●所属タレント
鈴木 福、竹内 夢、横溝 菜帆、齋藤 潤、鈴木 夢、鎌田 英怜奈、Anna、小林 星蘭、谷 花音、脇 知弘
●主な出身タレント
Mrs. GREEN APPLE、本田 望結、佐々木 美玲(日向坂46)、影山 優佳(日向坂46)、本仮屋 ユイカ、富田 望生、藤野 涼子、大西 利空、吉谷 彩子、高橋 光臣
●出演作品の実績
映画
「妖怪人間ベム」「20世紀少年」「カラオケ行こ!」他
TVドラマ
連続テレビ小説、大河ドラマ、仮面ライダーシリーズ、スーパー戦隊シリーズ、「マルモのおきて」「監察医 朝顔」「義母と娘のブルース」「Woman」「悪夢ちゃん」「ごくせん」「ウォーターボーイズ」「Dr.コトー診療所」「家政婦のミタ」「海のはじまり」「相棒シリーズ」「キミと世界が終わる日に」他
教育番組
「いないいないばあっ!」「えいごであそぼ Meets the World」「シナぷしゅ」他
CM
「アサヒ飲料/カルピス」「クレハ/クレラップ」「ハシモト/フィットちゃんランドセル」「花王/メリーズ」「ユニ・チャーム/マミーポコパンツ・ムーニーマン」「P&G/パンパース」「マクドナルド」他
アニメ映画「すずめの戸締まり」「君の名は。」「スタジオジブリ 風立ちぬ」 「ディズニー トイ・ストーリー4」「ディズニー インサイド・ヘッド2」「ディズニー あの夏のルカ」他
ミュージカル
「忍たま乱太郎」「美少女戦士セーラームーン」「丸美屋食品ミュージカル アニー」「青山メインランドファンタジースペシャルブロードウェイミュージカル ピーターパン」「ミュージカル テニスの王子様」「鋼の錬金術師」「刀剣乱舞」「黒執事」「ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~」「大歌舞伎」「スーパー歌舞伎」他
雑誌
「小学一年生」「幼稚園」「ぷっちぐみ」「ニコ☆プチ」「smart」「Cuugal」「Popteen」「ニコラ」他
など、多岐にわたって活躍させていただいています。
どんな人が教えてくれるの?
- 元役者、演出家の先生
- 大学の表現教育を修了された先生
- 元保育士の経験をもつ育児のプロ
- クリエイティブの専門家
以上の様な講師がチームを組んで、お子さまの指導をさせていただいています。
25年の中学受験キャリアをお持ちの、中学受験情報局 小川大介先生※も顧問を努めていただいています。
※小川 大介(おがわだいすけ)教育家・見守る子育て研究所所長
京大法卒後、中学受験個別塾を創設。子ども本来の力を見つけ出し、最大限の能力発揮を実現する独自ノウハウを確立する。
6000回の面談で培った洞察力と的確な助言が評判。塾運営を後進に譲った後は、教育家として講演、人材育成、文筆業、教育系企業への助言と多方面で活動している。
テレビ他メディア出演多数・著書26冊。
タレントスクールの授業とは
キッズコースのレッスンについて教えてください
- 対象年齢:3歳半頃~年中
- クラス編成:年齢で編成する6名~10名
※校舎やレッスンによる
お子さんの習熟度、性格、特に特性に合わせてクラス編成を行います。お子さんのさまざまな個性が組み合わさり相乗効果が上がるように編成しています。
- レッスン時間:演技レッスン60分とダンスレッスン30分をクール(3か月)に9回
キッズコースのレッスンはどんなことをするの?
- 演技レッスンは大きく3つに分けておこないます。
(1)発想力を養う即興を中心としたもの
さまざまなテーマに対して、子どもの自由な発想で創造力を養い、考える力も同時に培っていきます。
(2)表情を豊かにし、しっかりとした発声ができるようにする
発想力、創造力をもとに、楽しい・悲しい・うれしい・びっくりなど、
自由に感情表現をするパートを設け、人の気持ちを理解しながら、豊かな人間性を育んでいきます。
(3)演技をする力を養う
先生の指示にしたがって、表情・発声・体をつかって表現力を高めてゆきます。
聞く力、行動に移す能力、集中力を養い、主体的に行動できる力をつけていきます。
- ダンスレッスン
リズムにあわせて体を動かす、止める。そういったことからスタートし、有酸素運動をとりいれながら基礎体力の向上をはかり、同時に集中力と表現力を高めていきます。
とくに幼児期のダンスレッスンは、将来の運動能力を発達させる上でも大変有効な能力開発トレーニングとなります。
いずれもグループレッスンを行うことで、他人をいたわり思いやる心と、協調して行動する
社会性も身に着けてゆく教育カリキュラムとして構成しており、いろいろな教育機関からも注目が集まっているようです。
はじめてママから離れる子どもって大丈夫なの?
幼稚園・保育園の前に、はじめてママから離れる子もたくさんいます。
しかし、子供の適応能力は大変すばらしく、あっという間に慣れていきます。
それを引き出すためにも、『ひとりではじめてできた!』をたくさん作っていきます。
まずは「ごっこあそび」から始まります。
- ものまね(人や動物、食べ物、クルマやコップなどあらゆるモノ)
- いろいろなポーズ
- 音楽に合わせて歩いたり止まったり(脳の発育を促すリトミック)
子どもの発想を尊重し、創造力を伸ばしながら、楽しく「出来た!」をたくさん作り、いっぱい褒めて自信をつけていきます。
慣れてくると、簡単な台本・演技に取り組むませてゆきます。
集中して取り組み、自由にくつろいで休む。メリハリをつけていきます。
演技の中では、大きな声で笑う・泣くなど、気持ちを想像しながら感情表現を学んだり、例えば台本の世界は嘘の世界だけど、どんなふうだったらもっと面白い?と考えさせてみます。いわゆる「世界観」を理解して、台本の続きや、台本にない部分を自分で自由に考えて、その世界観にふさわしいポーズをとってみる。
お友達の自由な「即興」の動きを観察し、自分もそれに「即興」で対応していく。
そういった「即興」や自分なりのアレンジのお芝居もできるようになっていきます。
小さなお子さんでも、集中して行いますので、レッスンの時間はあっという間に過ぎてしまいます。
ジュニアコースのレッスンについて教えてください
- 対象年齢:年長~小学3年
- クラス編成:学年を基準に6名~10名の規模
※校舎やレッスンによる
子どもの特性や個性を踏まえ、レッスンの相乗的な効果が高まるように編成していきます。 - レッスン時間:演技レッスン60分と選択レッスン60分をクール(3か月)に9回
選択レッスンは、校舎によって若干差異がありますが、
ダンスと歌のいずれかが基本で、他に殺陣(たて)と空手を選択できる校舎もあります。
※オンラインでは全て選択いただくことができます。
ジュニアのレッスンにはどんな特徴がありますか?
台本をしっかりと使ってレッスンを進めていきます。
- 台本のセリフから、前後の心情を理解する
- 掛け合いを理解してコミュニケーション力を高める
その上で、より「即興」・「設定」が複雑になっているものをどう表現するか考える力を養っていきます。また、年長になると泣くお芝居が撮影現場でも要求されてきますので、その心情を理解して
きちんとスイッチを切り替えて戻すことができるかなど、人の気持ちを考え理解しながら、
自らの表現力を培っていきます。
また、プレゼンテーションを行うレッスンもあります。子どもたちにとって、普段はあまり学ぶ機会がないと思いますが、テアトルアカデミーでは、しっかりとプレゼン力を養えるよう取り組んでいます。具体的には、
- 何かについて熱く語る
教室で初めて会ったお友達についてステキなところを、会話を通じて探してもらい、みんなにプレゼンを行ってもらいます。他には、自分の宝物について熱く語ってくださいという場合もあれば、例えば今私が手に持っているコーヒーだったり、ペンだったりを急に題材にすることもあります。
即興で興味の対象外のモノについても対応してもらい、みんなの前で自分の意見・考えを発表します。
このように、子どもたちが想定してない様々な要求に対して、臨機応変に考え、頭の中で整理するトレーニングや頭の中でまとめたことをみんなの前でスピーチするトレーニングを行います。
ご家庭や幼稚園、小学校ではあまり機会がない、プレゼンテーションを行う経験をどんどん積み重ね、力をつけていきます。
とくに今の社会は、SDGsやダイバーシティの世の中です。
相手や物事をよく理解し、多様な価値観の中、自分の言葉・考えをコンパクトに整理して誰かに伝えることはとても大切なことだと考えています。
実際にオーディションのなかでも、そういったプレゼンテーションの力、頭の回転と人間力を試されることも少なくないですね。
レッスンを通じてどのように子どもが成長していくの?
いろいろな評価がある中で、子どもの成長がよくわかる時間があります。
それは、フィードバック(評価の申し渡し)の時間です。
フィードバックは、子どもの自己肯定感を培う重要な時間であり、
先生からできるだけ具体的に良いところをほめてもらう時間です。
決して成績の点数を申し渡すようなことではありません。
子どもが出来たことを、沢山みんなで伝えていく時間なのです。
その繰り返しの中で、ピュアなお子さんたちは、すくすくと力をつけてゆきます。
フィードバックを行うのは先生だけではなく、子ども同士、他者の良いところを評価してあげる時間でもあり、互いを尊重してよいところを見つけてあげる。そんな相対的な他己評価の場になります。
みんなが参加し、自分と他者の違いを理解しながら、みんなの前で沢山褒められて自信を養っていく。
そして、相手の良いところを自分も真似て、もっと褒められたい!そういった気持ちを芽生えさせ、子どもの成長を押し上げます。
キッズコースの場合は、とくに未就学で初めてのレッスンでは、まだ小さいのに、、、そんなことできるのかしら?そんなふうに思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも大丈夫です。子どもの能力には素晴らしい力があります。
例えばどんなお子さんだって、犬のモノマネはできますし、犬のかわいいところもたくさん見つけられます。お友達の声の大きさ、発想の豊かさ、動きや表情の面白さ。
集中して観察し、良いところに気づいてそれを伝え、マネをすることは決して難しいことではないのです。
一般のご家庭の中、大きな集団で個々の対応が難しい幼稚園や学校の中では、きっと機会が少ないだけなのですよね。そういったよりよい成長、大きな成長の源になる自己肯定感を育むレッスンを構成しています。
授業風景を見せてください
YouTuberのエミリンチャンネルさんに取材をしていただいたことがあります。
こちらの動画は、実際に私が子どもたちにレッスンを行っている様子をそのまま見ていただくことができますので、是非一度ご覧になっていただければと思います。
■動画:エミリンチャンネル【6歳vs26歳】子役の演技レッスンに混ぜてもらったら何か感動した
テアトルアカデミーで学べることのまとめ
”エミリンチャンネル””のテアトルアカデミー取材動画をみると、ものすごくよくわかりますが、タレントスクールとしてのテアトルアカデミーで学ぶことって、基本的な人間力を開発・向上させて、将来社会人になったら最強のビジネスマネージャーになる!そんな、誰からも必要とされる人材開発スクール⁉みたいな印象でした。
子どもの集中力、行動に移すスピードと積極性、発想と表現力。。。
何より度胸、人前で物怖じせずに発表する力と切り替えの早さ。
なんだか、頭脳の性能が段違い。とにかく凄い!としか、言いようがないです。
テアトルアカデミーで身につく力、学べる要素(編集部まとめ)
大きく分けると、以下の能力が高まっていることがわかります。
・基礎的能力
集中力と理解力:聞く力、1回聞いて行動に移す力
洞察力:お友達や課題対象について観察する力、ことがらを理解する力
表現力:センスと語彙、自己表現、創造力
身体能力:ダンスやアクション、自分以外のテーマに沿った体の動かし方
コミュニケーション力:挨拶と礼儀、話す力、尊重と尊敬
・社会性
自立心:自分で考え行動する
向上心:負けん気と努力、夢や目標、成長(上達)したいと思う気持ち
積極性:能動的に取り組む姿勢、進んで参加する気持ち
協調性:人とのかかわりの中で学び行動する、友達を思いやる気持ち
度胸:物怖じしない、本番に強い
このような人として求められる基本的な能力を、網羅して身に着けていくことができる学びの場であることが理解できます。
また、具体的な教育のあり方として、子どもが楽しく参加できる超実践的な情操教育機関であるともいえるでしょう。
情操教育は以下のように整理できます。
【情操教育】
科学的情操教育
自分のまわりの状況や自然など事象に対して「なんで?」「どうして?」という知的好奇心を刺激し、育てていく。また、知的好奇心が満たされると、学ぶことが楽しくなり、自ら学ぶ姿勢が身につく。
美的情操教育
素敵なものを見た時に感じる「キレイ」「かっこいい」と素直に感じる心を育て、歌やダンス、絵などを通して表現することを育む教育。 自己表現を行う際の美的センスが磨かれ、自分の想像力・創造力に自信がもてるよう発育を促す。
道徳的情操教育
他の人を思いやる心や物事の善悪を考える力を養うための教育。 他人に対して配慮する心や善悪を判断する力が身につき、自分で考えて行動できる力を育むことができる。
情操的情操教育
自分や家族、周りの人々、世界中の人々の命や、地球上の動物や植物などのあらゆる命を大切に感じる心を育むための教育。 命を大切にできるようになり、相手を尊重・尊敬できる心を養う。
こういった、要素をしっかりと取り入れた教育機関だと考えられます。
誰からも愛される!そういったタレントで成功する人に素敵な方が多いのは、結果としてこういった網羅的情操能力が求められるからなのかもしれませんね。
そういえば、海外でタレントが国家の主席になったりするのは、単に有名だからというわけでもなさそうですね。
未来の日本、世界を担う人材がテアトルアカデミーから出てきても決しておかしくない。そんな風に感じた取材でした。
テアトルアカデミー
赤ちゃんから大人まで、年代に対応したレッスンカリキュラムを通して、芸能活動を行う上で求められるスキルを身に着けていきます。
テアトルアカデミーへの入所をご検討される保護者の皆様へ
『オーディション』という形式で、入所に際しての面談・面接を行っています。
これによって、現在のお子さまの状況と性質を出来る限り理解し、個性を尊重しながら効果的なクラス編成を行ってまいります。保護者の皆さまがまだ気付いていらっしゃらないかもしれない、そんなお子さまの可能性を一緒に探してみませんか。
またカリキュラムだけでなく、成果にともなってオーディションの機会は巡ってきます。
早期から“オーディション”のイメージを学ぶ上でも、最初の大切な場として体験いただき、
お子さまのご成長の機会として入所をご検討いただく運びとなります。
URL:https://www.theatre.co.jp/audition/
ご不明点、ご相談はお気軽にこちらまで
・テアトルアカデミー ママ写ん!ご相談係
mail:mamashan-soudan@mamashan.jp
※テアトルアカデミー担当よりお返事をさせていただきます。
企画:編集部
記事:編集部
協力:テアトルアカデミー