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2024年3月18日

フィルムカメラ人気最熱!プロが厳選、フィルムカメラ3選

フィルムカメラ

フィルムカメラの魅力

フィルムカメラ

フィルムカメラとは、写真を撮影する古典的な方法で、フィルムに塗った感光剤に光を当てて、科学反応で画像を記録します。それに対してデジタルカメラはセンサーで光を受けて画像を電気的に記録します。

西暦2000年頃には、デジタルカメラに取って代わってフィルムカメラは今ではほとんど作られていません。なんだかんだで20年以上も過去のものですが、最近女性や若者を中心に人気になっています。

それでは、フィルムカメラの魅力ってどんなところでしょう?

(1)アナログな操作感

フィルムカメラはデジタルカメラよりもシンプルで、アナログな感覚を味わうことができます。露出やフォーカスなどの設定を手動で行うことで、写真撮影のプロセスをより楽しむことができます。加えてカメラ自体のレトロなデザインも魅力の一つ。

(2)独特な質感と色合い

フィルムを使って撮影する写真は、デジタルカメラでは再現しきれない独特の質感や色合いを持っています。特にモノクロフィルムやカラーフィルムのそれぞれが持つ味わい深い表現力は、アート感に溢れてとても魅力的です。

(3)限られた枚数の制約

フィルムは一つのロールに限られた枚数の写真しか撮影できません。そのため、撮影する際には、慎重になり、よりクリエイティブな気持ちになります。

(4)現像までの時間と期待感

フィルムの写真を撮影した後、現像までの期間が必要です。この待ち時間は、写真の結果に対する期待感を高め、写真が完成した時の喜びや驚きを大きくします。フィルムカメラで撮影した写真は、予想外の写真が撮れていたりするドキドキ感があります。

(5)カメラ本来の楽しみ方が詰まっている

デジタルカメラとは異なる、アナログな撮影体験を楽しめます。感覚的な楽しみやアート的な要素を重視する方に向いています。フィルムカメラは、写真を撮ること自体を楽しむ方にとって、独特の魅力があります。写真を撮る目的や好みに合わせて、フィルムカメラを選ぶことで新たな写真体験を楽しめることでしょう。

フィルムカメラ

プロが厳選!まだ手に入る、フィルカメラ3選

フィルムカメラを手に入れるにあたって、覚悟しておくことがあります。それは、ほとんどのフィルムカメラは四半世紀まえに既に製造を終了しているということ。そのため多くは中古で手に入れる方法しかありません。修理に関してもかなり難しいことになります。
例えば、経年変化でプラスチックの部品は劣化している可能性が高いですし、電気部品も壊れている可能性が少なくありません。まさにアンティークな小道具ともいえます。

とはいえ、戦後から60年間ほどの間に作られたカメラは、現在入手出来るフィルムを使って撮影することが出来るので、その種類は膨大!どんなものを探したらよいのか迷ってしまいます。そこで、今回お勧めするのは、手ごろな価格で入手もしやすく、尚且つ性能も安定しているカメラをご紹介いたします。

新品で買える!KODAK EKTAR H35N

世界で初めてカラーフィルムを発売した超有名企業、アメリカのコダック社から発売されているフィルムカメラ。KODAK EKTAR H35Nは、極めて希少な新品で手に入るフィルムカメラです。
レンズは22mm F8 でシャッタースピードは1/100秒とバルブです。
※バルブとは、シャッターを押している間だけシャッターを開けることができます。したがって、夜景や星空などはシャッターを長く押したまま撮影することによって、明るく撮影することができます。

『写ルンです』よりワンランク上の性能を持っていて、特徴は撮影サイズが、写ルンですの半分のハーフサイズです、半分サイズなので同じフィルムで倍の枚数の撮影が出来てしまうお得なカメラです。そして『写ルンです』とのもう一つ大きな違いは、好きなフィルムを自由に選ぶことが出来ること。カラーフィルム以外にもモノクロフィルムなどいろいろ試すことができます。
レトロポップな可愛いデザインで、オシャレな外観が魅力です。『写ルンです』でフィルムカメラの楽しさに気づいた方が選ぶカメラとして一番のおススメです。

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キャノン・オートボーイ

1978年の発売のオートボーイは、誰でも簡単に写真が撮れる、オートフォーカス、フィルムの自動巻き上げ、巻き戻しがついたキャノン初のカメラです。

オートフォーカスを初めて実現したのは、コニカの通称「ジャスピンコニカ」Konica C35 AFなのですが、1年後にキャノンが自動巻き上げを付けてより進化した形で発売になりました。シリーズとしては2005年まで製造された、ロングセラー&信頼の機種です。
中古価格は5000円〜1万円くらい。製造された数も多く、入手もしやすいです。

キャノン・オートボーイ

Nikon FM(一眼レフ・フイルムカメラ)

1977年発売のNikon FMは、一般の方がなかなか手が出せなかった一眼レフカメラを、性能はそのままで手の届く価格で実現しようと作られました。フイルム一眼レフカメラのスタンダードの中のスタンダードで、美大・写真学校の指定教材としても採用されており、なんと2006年まで、29年間もの間長きに渡って製造されました。

人気のデジタル一眼レフカメラ、Nikon ZFやNikon ZFcのデザインは、FMのデザインを踏襲しています。ボディーも含めてほとんどの部品は金属製で劣化の心配が少ないです。また、30年近くも製造されたため、中古の数がとても潤沢で、値段も1万円〜4万円ぐらいとお手頃。フイルムカメラのスタンダードを体験するにうってつけだと思います。

ちなみにレンズはNikon Fマウントですので、NikonFマウントの一眼レフをお持ちの方は手元のレンズが使えます。

まとめ

近い将来、もう手に入らなくなるかもしれないフィルムカメラ。今のうちにゲットしておくのもありですよね。しかも、まだ新品で買えるフィルムカメラがあるなんて、ちょっとびっくりしました。価格も手ごろで数千円から1万円程度で買えちゃいます。いろんなフィルムで沢山可愛いわが子の写真を撮影してみてはいかがでしょうか。

企画:編集部
記事:寺川(カメラマン)

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